成長ホルモン分泌刺激試験としてのarginine試験とinsulin試験の比較
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概要
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下垂体不全35例 (原発性11, 続発性12, 特発性12), 原発性甲状腺機能低下症6例, Turner症候群4例, Cushing症候群5例, 原発性小人症6例, 神経性食思不振を疑わせる症例3例において, arginine試験とinsulin試験の成績を比較した結果その一部の症例においてarginineに対する反応優位の解離がみとめられた.これら両刺激は作用機序を異にする可能性があり, 両試験の併用が望ましい.
- 日本内分泌学会の論文
著者
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真下 啓明
北海道大学真下内科
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奥野 晃正
北海道大学医学部内科学第2講座および小児科学講座
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中川 光二
北海道大学医学部内科学第2講座および小児科学講座
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真下 啓明
北海道大学医学部内科学第2講座および小児科学講座
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