分娩後に自然消滅した下垂体腫瘤の1例
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概要
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A 25-year-old woman experienced visual field defects in the 39th week of gestation. A pituitary mass with a suprasellar extension was demonstrated by computerized tomography (CT). The visual impairment improved after delivery and a repeated CT showed that the pituitary mass had undergone a spontaneous regression in size. The postpartum pituitary function tests revealed that the pituitary is preserved for thyroid stimulating hormone, luteinizing hormone and follicle stimulating hormone but not for growth hormone, adrenocorticotropic hormone and prolactin. Although the nature of the lesion in this patient was conjecturable, lymphoid hypophysitis seemed to be a good possibility. This case suggests that some pituitary masses during pregnancy are not always pituitary adenomas and may not require surgical intervention but can be treated by hor-mone replacement alone with close observation.
- 1984-10-15
著者
-
会田 敏光
北海道大学脳神経外科
-
阿部 弘
北海道大学脳神経外科
-
馬渕 正二
北海道大学脳神経外科
-
中川 光二
北海道大学第二内科
-
秋川 和聖
北海道大学第二内科
-
会田 敏光
北海道脳神経外科記念病院
-
馬渕 正二
市立小樽第二病院 脳神経外科
-
阿部 弘
北海道大学医学研究科脳神経外科
-
馬渕 正二
小樽市立脳・循環器・こころの医療センター 脳神経外科
-
中川 光二
北海道大学医学部内科学第2講座および小児科学講座
-
秋川 和聖
北海道大学医学部第二内科
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