緊急事態における避難行動に関する実験的研究--事前の探索経験の効果
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概要
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We examined the effects of prior experience and grouping on escaping behaviour. A maze was constructed in a laboratory simulating an escaping route during emergencies. Subjects were instructed to escape from an experimenter who ran after them holding an electric-shock apparatus. In Experiment 1, preceding the main session, half of the subjects had been allowed to explore the route beforehand (prior-experience conditions), while the other half had not (no prior-experience conditions). In the main session, the subjects escaped in four-person groups, or escaped individually. It was demonstrated that the subjects' prior experience decreased their escaping time. In addition, the subjects in the no-prior-experience-individual condition felt that the time required to escape was longer than it was in the other conditions. In Experiment 2, subjects first explored one of the two escaping routes connected to Exit A or Exit B. The main escape session was conducted in four-person groups, each of which was comprised of two members who had previously experienced Exit A and two others who had experienced Exit B. The results was that subjects often followed others who experienced the different exit. The implications for actual emergencies were discussed.
- 日本グループ・ダイナミックス学会の論文
著者
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岡本 真一郎
愛知学院大学心身科学部心理学科
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伊藤 君男
愛知学院大学大学院心身科学研究科心理学専攻
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岡本 真一郎
愛知学院大学人間文化研究所文学部社会心理学
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天野 寛
尾張看護専門学校
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岡本 真一郎
愛知学院大学
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伊藤 君男
愛知学院大学
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