グルタミン酸発酵原料ケインモラセスに含まれる蔗糖の転化に用いる固定化インベルターゼの最適担体の選択
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概要
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ケインモラセスを原料としたグルタミン酸発酵では原料中の蔗糖をあらかじめグルコースとフラクトースに転化した場合生産収率が向上する.その蔗糖転化工程の固定化酵素法プロセスを開発すべく,インベルターゼの最適な固定化担体を検討した.固定化収率,固定化酵素の活性長期安定などの観点からアルギン酸が最適と判定した.アルギン酸により固定化したインベルターゼは,反応条件として50°C, pH 5.5の条件が実用的な観点から最適と判断した.
著者
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吉村 実
味の素株式会社生産技術研究所
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横関 健三
味の素株式会社中央研究所
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吉井 寛依
味の素株式会社生産技術研究所
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池田 茂穂
味の素株式会社生産技術研究所
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引馬 基彦
味の素株式会社生産技術研究所
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小山 洋介
味の素株式会社生産技術研究所
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小花 春夫
味の素株式会社生産技術研究所
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横関 健三
味の素株式会社生産技術研究所
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