カキの交雑実生集団におけるへたすきと果頂裂果の年次変異の特徴
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概要
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へたすきと果頂裂果について5年間および3年間連続調査したそれぞれ24および35実生の年次変異の特徴からカキの交雑育種におけるその淘汰•選抜基準について検討した.これらの形質は, その障害程度に従って各果を4または5段階に分類し, 10果の平均スコアによってへたすき指数および果頂裂果指数を表した.へたすき指数と果頂裂果指数の交雑実生調査における年次変異の特徴はほぼ同様であった. すなわち, 5または3年間調査した場合の平均値の大きい実生ほど年次変異が大きくなった. そして, 遺伝子型と年との交互作用が大きいと考えられた.これらの障害については1年の調査でも著しく大きな指数が得られた場合は, その実生の遺伝的な障害発生程度もかなり大きいと考えられるため, 早期に淘汰できる. しかし, 短年月の調査で障害発生の少ない選抜実生については, 比較的長年月の調査による評価が必要であると考えられた.
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