鉄鋼および鋳鉄中の亜鉛の定量
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概要
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鉄鋼および鋳鉄中の亜鉛は従来定量される機会が少なかったが,最近鋳鉄中の黒鉛球状化その他の目的から,アルカリ土類などとともに亜鉛を添加したものが生産され,その迅速定量が要望されるようになった.多量の鉄,マンガンなどと共存する微量の亜鉛の定量については,近時多くの報告<SUP>1)~7)</SUP>が見られるが,著者らは陰イオン交換分離とポーラログラフ法の組合わせによる亜鉛の迅速定量を試み,満足すべき結果を得た.この方法は鉄ミョウバン,塩化第二鉄など鉄を多量に含む試薬中の亜鉛定量にも応用することができる.
- 社団法人 日本分析化学会の論文
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