アセトトルイドとクロラールの反応
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
アセトトルイドとクロラールの反応については安江らにより報告がなされている。その中で<I>p</I>-アセトトルイドについては数種の生成物を単離し構造を確認しているが, <I>o</I>-および<I>m</I>-アセトトルイドについては生成物の単離が困難であったためか還元後の二次生成物について研究し, おのおの一種類ずつの化合物を単離しているにすぎない。今回著者らは<I>o</I>-, <I>m</I>-, <I>p</I>-三種のアセトトルイドとクロラールの反応を追試した結果, 一次生成物として新たにいくつかの化合物を単離し反応経過推定の手がかりを得たので報告する。
- 社団法人 有機合成化学協会の論文
著者
-
谷口 佳子
名古屋市立大学医学部生化学第二講座
-
榊原 仁作
名古屋市立大学薬学部
-
貝谷 トヨ
名古屋市立大学薬学部
-
貝谷 トヨ
Faculty Of Pharmaceutical Sciences Nagoya City University
-
谷口 佳子
名古屋市立大学薬学部
関連論文
- ビス(P-クロルフェニル)カルピノール系殺ダニ剤のガスクロマトグラフィーによる定量
- LIGNIFIED NATURAL PRODUCTS AS POTENTIAL MEDICAL RESOURCES. : I POTENTIATION OF HEMOLYTIC PLAQUE-FORMING CELL PRODUCTION IN MICE
- 新しい入試制度を体験して
- これからの図書館
- 強心性植物成分の研究(第10報)Tetrahydroproscillaridinの硝酸エステル体の合成とその薬理作用
- 強心性植物成分の研究(第8報)強心配糖体Proscillaridinの硝酸エステル体の合成とその薬理作用
- Ring Transformation of a Diterpenoid Grayanol Derivative into 1-epi-Leucothol
- Reaction of Grayanotoxin-II with Lead Tetraacetate
- 入試制度と学生層の変化(入試制度と薬学教育)
- ネジキLyonia ovalifolia DRUDE var.elliptica HAND-MAZZ.の成分研究(第8報) : 赤芽のTerpenoid成分について