チョウモドキの寄生に伴うヤマメの血液性状の変化
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概要
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1.ヤマメ1年魚にチョウモドキを寄生させて,24時間後と10日後に宿主の血液性状の変化を調べた。2. 24時間後の寄生魚に血糖量の増加が認められ,寄生によるストレスの影響と推察された。3. 10日後の寄生魚に赤血球数,血色素量,血漿総蛋白量,総コレステロール量,カルシウム量の減少およびヘマトクリット値の低下が認められた。これらの変化は寄生虫による吸血あるいは寄生による宿主体表からの出血によるものと推察された。
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