ニジマスの成長に伴う伝染性造血器壊死症 (IHN) に対する感受性の変化
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概要
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腹仔別のニジマス稚魚22組を飼育し, 異なる発育段階(1, 8, 25g)においてIHNウイルスTK8901に対する感受性を比較した。浸漬法による感染実験の結果, 斃死率は1gで67〜100%(平均87.4%)と高く, 8gでは33〜90%(57.2%), 25gでは10〜85%(57.0%)であった。魚体重増加に伴う斃死率の変化を腹仔別にみると, 発育とともに急激に低下するものや, ほとんど低下しないものなど様々で, 腹仔別の較差は大きかった。
- 日本魚病学会の論文
著者
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河西 一彦
東京都水産試験場奥多摩分場
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長谷川 敦子
東京都水産試験場温水魚研究部
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河西 一彦
東京都水試
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米沢 純爾
東京都水産試験場
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小野 淳
東京都水産試験場
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本間 智晴
東京水産大学水族病理学研究室
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福田 頴穂
東京水産大学水族病理学研究室
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福田 頴穂
東京水産大学
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河西 一彦
東京都水産試験場
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長谷川 敦子
東京都水産試験場
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