日本と開発途上国の看護の差異に関する研究 : - ラオスで活動した青年海外協力隊員への面接と報告書の分析 -
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概要
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【目 的】 国際看護協力を行う際の問題点の一つとして, 派遣された国における看護に関する考え方や看護技術の日本との違いが挙げられる. 開発途上国に対する効果的な看護協力のために, ラオスで活動した青年海外協力隊看護職隊員の面接調査と活動報告書を分析し, 看護の差異を明らかにすることを目的とする. 【方 法】 看護職隊員14名の活動報告書, 5名の隊員に面接調査を実施し, 作成された逐語録から日本と異なる看護に関する記述を抽出し,「看護技術/助産技術到達目標」(厚生労働省2003) を参考に分類した. 【結 果】 日本と異なる看護の記述は「感染予防の技術」,「症状・生態機能管理技術」,「与薬の技術」に関する内容が多く, 患者の身の回りの世話は家族が行っていた. 助産技術は分娩期, 妊娠期についての記述が多かった. 【結 語】 ラオスと日本の看護の違いが明確化された. それらは, 今後の国際看護協力活動において多大に寄与するものと考える.
著者
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高田 恵子1)
1) 埼玉県立大学保健医療福祉学部看護学科 2) 群馬大学医学部保健学科 3) 長野県看護大学
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高田 恵子
埼玉県立大学保健医療福祉学部看護学科
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辻村 弘美
群馬大学医学部保健学科
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森 淑江
群馬大学医学部保健学科
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高田 恵子1)
1) 埼玉県立大学保健医療福祉学部看護学科 2) 埼玉県保健医療部児玉福祉保健総合センター 3) 埼玉県環境部温暖化対策課
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宮越 幸代
長野県看護大学
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栗原 千絵子
群馬大学医学部保健学科
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長嶺 めぐみ
群馬大学医学部保健学科
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