岡山県におけるオニオコゼの漁獲実態
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概要
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オニオコゼは定着性の強い高級魚であり、放流効果の期待できる栽培漁業対象種として西日本各機関で種苗生産が実施されている。岡山県でも2001年から全長15mm、10万尾を目標に種苗量産事業に着手し、生産が安定した'04年からは放流効果のより高い全長40mm以上の大型種苗数万尾を県下の地先に放流してきた。今後、責任ある栽培漁業を推進するためには、標識魚のモニタリングに加え、漁獲動向調査等による放流効果の検証が不可欠であるが、本種の漁獲がごく少量であるため漁獲情報は農林水産統計にも計上されておらず、県内の漁獲量さえ把握されていないのが現状である。そこで今回は、'04年までの主要漁業協同組合の水揚げ台帳調査と'05、'06年の市場調査により、岡山県におけるオニオコゼ漁獲実態の推計を試みたので報告する。
- 2008-11-00
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