水産大学校大型回流水槽の特性
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概要
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水産大学校大型回流水槽観測部(長さ6m、幅2.2m、水深1.2m)を流れ方向に5つの断面に区切り、流速分布を中心に水槽特性を調べた。その結果、以下のことが明らかになった。(1)水槽の流れには時間による変動がなく、非常に高い安定性がある。(2)ガラス面側の流速が遅く壁側が速いが、中央部付近は比較的広範囲にわたって乱れも小さく、均一な流れである。(3)流れにねじれはみられない。(4)観測部中央断面(B断面)の平均流速値は同断面の中央流速値で代表できる。(5)同平均流速値は制御盤指示流速値から変換式によって算出される。(6)9?31℃の水温変化による水槽特性の違いはみられない。(7)少なくとも3年間の水槽特性の経年変化はない。
- 水産大学校の論文
- 2006-03-00
著者
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