「英語イマージョン・ルーム」の開設 ― プロジェクトの役割と今後の可能性 ―
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概要
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本稿では,平成21年度より愛知教育大学内に開設した「英語イマージョン・ルーム」の目的と概要,及び,これまでの活動状況を報告し,英語イマージョン・ルームの今後の充実の方策や可能性を探る。このプロジェクトは,「ピア・サポーター」として英語を話すことのできる留学生,帰国子女,留学経験者などの協力を得ながら,英語を使ってコミュニケーションをすることにより,学生の英語運用力の向上とともに相互交流を促進するものである。また,学生が教材や資料を自主的に活用して主体的に学ぶ場を提供し,将来,学校現場や地域において指導的役割を果たす人材養成に寄与する。平成21年7月に活動を開始し,10月まで模索しながら実施してきた。参加者した学生の感想からは,英語を使ってコミュニケーションする際に,本学学生が身につけるべきことは何か等が明らかになり,今後の英語イマージョン・ルームの内容の整備,充実に関する糸口が見つかった。
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