網地の付加質量に関する基礎的研究(1): 格子状物体の付加質量について
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概要
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記事区分：原著[Author abstract]A series of experiments was performed to enablish basic aspects of the virtual effects acting on webbings. We made 30 model webbings, each with different dimensions, to identify how the construction of the webbings and direction of motion affected the virtual mass. Models were oscillated by an oscillator fixed at the upper part of a still-water tank (0.5m×0.9m×1.1m deep). The motion of the models was recorded as changes in the force by a strain gauge connected to a data recorder. For all wbbings, when the angle of inclination with respect to the direction of motion was 90°, the virtual mass was maximum. The results suggested that the virtual mass effect has little influence to on the motion in ordinary circumstances under the experimental condition used.[著者抄録]静水中で円柱と球からなる網地模型の付加質量について、動揺試験を行ない、移動方向、目の形状の関係を付加質量係数から調べた。その結果、付加質量は網面の空隙率に影響されるようで、移動方向とのなす角度が最大（投影面積が最大）となる90°の場合、付加質量の影響が大きく現れた。C_(a 90)/C_(a o)の値は1.3-1.9の範囲であった。また、網地のような格子状物体の場合、定常状態における運動では、必ずしも付加質量の影響が大きくないと示唆された。
- 近畿大学農学部,キンキ ダイガク ノウガクブ,Kinki daigaku nogakubuの論文
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