テナガエビ(Macrobrachium nipponense)の流水に対する応答
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概要
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記事区分:原著[Author abstract]The reaction of oriental river prawns, Macrobrachium nipponense, to exposure to water currents was examined, to evaluate their ability ro resist current. The motion of prawns in a circulation tank with an observation window at one side, through which a channel 5 cm wide, 5 cm deep, and 30 cm long could be viewed, was recorded by video camera at 30 frames/sec. The current velocity was set at from 10 and 20 cm/sec. The motion of four body parts (back edge of the carapace, center of the abdomen, base of the telson, and back edge of the uropod) was analyzed by a digitizer as the change in the distance from the eye of the prawn. The swimming pattern of individuals was affected by the basic pattern of movement in their biotop, which is walking for this species. The results suggested that the swimming ability of M. nipponense was lower than that for Palaemon paucidens.[著者抄録]テナガエビの流水に対する応答について水槽実験から検討した。流水に対する本種の応答は生態環境での基本的な移動様式、歩脚による歩行移動、の影響を大きく受け、かつ遊泳能力は同一水域に生息するスジエビより低いことが示唆された。
著者
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