基礎と専門が連携した初年次科目「環境・建築系数理」の立ち上げと実践その1 企画と運営について

概要

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第5次教育改革に合わせて、2012年度の後学期から、環境・建築学部の1年生を対象に、「環境・建築系数理」を開講した。この授業は、基礎と専門の教員が連携し、1年半に亘る準備期間を要して立上げ、また1年目の実践に対するPDCAを実施した。本稿では、はじめに立上げと実践の過程を説明し、次に授業の構成を示し、さらに授業で使用したトピックスの例を紹介する。すなわち、18名の構成員が、14回の会議において、授業で取り扱う内容を精査した経過を、はじめに説明する。次に、教科書に記載した授業目的、全16回の授業内容、および成績の評価方法を示す。さらに、第1回目のガイダンスにおいて専門の教員が示した動機付けの例、第2回目から第15回目の授業において基礎ならびに専門の教員が扱った演習や試験の例を紹介する。