産学連携プロジェクトによる工学設計IVの教育効果
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概要
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本論文では、平成16〜18年度に実施した工学設計IVの内、産学連携プロジェクトとして行った活動に注目し、修士課程学生への教育効果を評価した。そのため、産学連携プロジェクトと工学設計IVが融合した事例を列挙し、特に学生の立場での効果を整理した。その結果、次の3点が確認された。1工学設計IVとして取組むテーマは、先駆的かつ社会的意義が高い。そのため、優れた評価を社会から得られ、学生は自信を高めることができる。2学生と技術者は、プロジェクトを通じて直接的に交流する。そのため、相互に両者の利点を認識でき、学生の進路開発に役立つ。3学生は、一線で活躍する技術者と身近に接する。そのため、自身の感覚で「行動する技術者」を想像でき、具体的な目標を立てることができる。
- 金沢工業大学の論文
- 2007-03-01
著者
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