初年次教育における学生プレゼンテーションを取り入れた「子どもの発達と生き物」授業の評価
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概要
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初年次教育の授業「子どもの発達と生き物」(動物編)履修者を対象に,学生によるプレゼンテーションを取り入れ,その評価活動を行った。プレゼンテーションは1)大学生になってからの動物との関わり,2)これからの動物との関わりについて2回に分けて行った。プレゼンテーションには,各回7グループに分け代表者個人または複数が発表者として関わった。発表者のプレゼンテーション内容・説明・方法については,学生がワークシートに自由記述と5段階評価を行い,それをもとに筆者らが質的・量的評価としてまとめた。1年次の学生はプレゼンテーション評価活動を通して,興味の対象や年齢が近い1年次生のチーム間や2・3年次生から,「発表技術」,「動物の知識」,「動物との関わり」,「将来への道筋」に関することを学び考え創り出した。この活動は1年次生に加えて2・3年次生を含む集団で構成されており,学生間交流の機会として,初年次教育の授業におけるプレゼンテーションの教育効果を示唆するものであった。
- 2014-06-25
著者
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