P-15 暑熱負荷時の血流調節反応と血管機能の関係~加速度脈波からの検討~(ポスターセッション)

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概要

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運動トレーニングにより向上する血管機能は、暑熱時の体温調節反応である血管拡張に関わっていると考えられるが、血管機能と暑熱時血流調節反応の関係性に注目した研究はない。本研究では、暑熱時の体温調節反応と血管機能の指標の一つである加速度脈波の関係をB判価するとともに、運動トレーニングによる影響を評価検討することを目的とし、20歳代の男性12名を対象に8週間の運動トレーニング前後に下肢温浴実験、加速度脈波測定、最大酸素摂取量測定を実施した。その結果、トレーニングによって最大酸素摂取量および加速度脈波指数が向上し、暑熱負荷時の発汗開始候の前腕皮膚血流量変化率が上昇した。運動トレーニングによる血管柔軟性の向上の暑熱時の皮膚血流反応への関与を示唆する結果であった。
人間-生活環境系学会の論文
2010-11-22

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