福岡県が育成した水稲品種・系統における葯培養適正の品種間差
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概要
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福岡県育成の「夢つくし」,「元気つくし」,「つやおとめ」,「ちくし70号」,「ちくし71号」を供試し,葯当たりカルス形成率,カルス当たり緑色体再生率,葯当たり緑色体再生率を指標に葯培養適正を評価した.「ちくし70号」が極めて高い葯培養適正を示したほか,「元気つくし」や「ちくし71号」も実用的な葯培養適正を有することが明らかになった.「ちくし70号」の葯培養適正の高さは,系譜上にある「中部56号」の遺伝的な影響を受けているものと推察された.
- 日本作物学会の論文
- 2013-05-15
著者
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