臨地実習における看護技術の経験の実態(第2報)
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概要
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本研究は、本学看護学生の臨地実習における看護技術の経験の実態を明らかにし、今後の教育実践への活用を目的としている。今回は第1報と同じ学生を対象とし、引き続き平成23年度3年次における4領域の臨地実習、2・3年次の2年間で実施される基礎・急性期・慢性期・小児・精神・老年・在宅看護実習を終えての看護技術の経験の実態把握を行った。その結果、実施率の高い項目の特徴、低い項目の特徴が明らかとなった。実施率に影響している要因として、まず看護技術の経験とチェックリストの記入がつながっていないことが考えられ、表現を修正する必要性が示唆された。また、技術の経験が出来ていなかった項目が多く学生の技術経験を充実させるため教員と実習施設との緊密な連携を図ること、さらに領域特有の技術はその領域で経験できるように各領域間の連携を行いできるだけ多くの技術を経験できるよう配慮すること、学内実習の強化を行うことで学生が臨地実習での技術の経験に取り組みやすくなることが考えられた。
- 2013-03-05
著者
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吉田 亜紀子
高知学園短期大学看護学科
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高藤 裕子
高知学園短期大学看護学科
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野並 由希
高知学園短期大学看護学科
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松村 晶子
高知学園短期大学看護学科
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大西 昭子
高知学園短期大学専攻科地域看護学専攻
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安藤 千恵
高知学園短期大学看護学科
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山本 和代
高知学園短期大学看護学科
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今村 優子
高知学園短期大学看護学科
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國重 絵美
高知学園短期大学看護学科
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今村 優子
高知学園短期大学 看護学科
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大西 昭子
高知学園短期大学 専攻科地域看護学専攻
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