電気人工喉頭のための拡声器に関する一考察(音声一般・障害者支援,聴覚・音声・言語とその障害/一般)

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概要

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喉頭摘出患者は声帯が使えなくなるため、声が出せなくなる。その代替手段の一つに電気人工喉頭がある。電気人工喉頭はスイッチを押すだけで、メンテナンスや練習を要さずに、すぐに使えるという利点があるが、機器からの直接音が雑音となる問題や大きな声を出せないと言ったことが、課題として挙げられる。その問題の低減手段として、拡声器を用いる手段が考えられる。本研究では、電気人工喉頭使用者のための拡声器の開発を行い、これまで調べられていなかった人工喉頭による発声の明瞭さについて定量的に調べると同時に、マイクによる明瞭さの違いや、増幅音量による明瞭さの違いを調べるための予備実験を行なった。
2012-03-01

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