四万十川森林計画区におけるモデルフォレストの取り組み
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概要
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「持続可能な森林経営」の現地実証活動の試みとして,地域レベルでの基準・指標を検討するための森林モニタリング事業が北海道(石狩・空知森林計画区)及び高知県(四万十川森林計画区)をモデル流域として平成8年度より10年間の予定で始まった。この事業は林野庁から北海道,高知県への委託調査として実施されている。また,森林総研の北海道支所,四国支所が事業の設計,評価を支援している。初年度にこの調査事業の基本的枠組みについて検討し,運営協議会,調査委員会を設置した。モントリオール・プロセスにおいて,国レベルで7基準,67指標について合意されているが,このなかで高知県ないし地域レベルで取り組み可能と思われる指標について,データの収集,計測を開始したので,その概要について報告する。
- 応用森林学会の論文
- 1999-03-25
著者
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