科学技術日本語読解のためのSignalingデータベースの開発(教育編)
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概要
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専門読解の指導として内容を教える教育から内容を見つける技能の教育へと脱却する必要がある.signalingは内容を読み手が見つけるための手がかりとなる語である.しかしながら,この有効性についてあまり検討されていない.本研究ではsignalingを言語刺激として行われた2実験によってその有効性を検討した.その結果,signalingは構造的な理解だけでなく内容的な理解も促進すること,また日本語学習者においては専門的知識と併せて活用することによって効果をあげることがわかった.本論では上記結果を報告したうえでこのsignalingの理論に基づいく読解支援のsignalingデータベースの開発を提案する.
- 日本語教育方法研究会の論文
- 1993-09-23
著者
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