都市化・郊外化の度合いと社会関係資本の関連性に関するマルチレベル分析
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概要
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This paper is aimed at examining the association between the degree of urbanization/suburbanization and the levels of social capital in quantitative terms. We performed a multilevel analysis for the data from JGSS (Japanese General Social Surveys) conducted in 2000-2003. The results showed that the respondents who resided in rural municipalities (i.e., the least urbanized areas) were more likely to belong to groups, for both vertical and horizontal types of organizations, compared to those who lived in the center of large metropolitan areas. However, no differences were seen between urban centers and suburbs within these metropolitan areas studied. In addition, the indicators of general trust and attachment to place did not exhibit significant associations with the index of urbanization! suburbanization. On the contrary, many individual attributes were related to social capital indices; suggesting that the individual/compositional factors may determine the levels of social capital more clearly than the regional/contextual factors. Since our study used the indicators of "global social capital", which do not refer to geographical aspects of social networks or trust, analyzing "local social capital" is necessary in future studies.
- 2012-07-28
著者
-
中谷 友樹
立命館大
-
中谷 友樹
立命館大学
-
中谷 友樹
立命館大学文学部人文学科地理学専攻
-
村中 亮夫
立命館大学文学部人文学科
-
埴淵 知哉
日本福祉大学地域ケア研究推進センター
-
埴淵 知哉
京都大学・院
-
花岡 和聖
立命館大学大学院文学研究科
-
中谷 友樹
立命館大学文学部人文学科
-
埴渕 知哉
中京大学国際教養学部
-
村中 亮夫
立命館大学文学部
-
埴淵 知哉
大阪商業大学
-
村中 亮夫
立命館大学・文学研究科
-
埴淵 知哉
中京大学国際教養学部
-
村中 亮夫
立命館大学
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