遠隔協働支援システム「t-Room」における映像オブジェクト抽出法の改良(ITS画像処理,映像メディア,視覚及び一般)
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概要
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遠隔地にいる利用者同士に同室感を提供することを目指す「t-Room」において,視覚情報の対称性を高めるために導入されたカメラとディスプレイの対峙構造が映像エコーを引き起こすことが問題となっている.本稿は,カメラ映像とディスプレイ映像の差分を用いる映像エコー・キャンセリング法を実際にt-Roomに適用して得られた実験的評価の結果を報告するものである.また,適用実験で導き出した問題点について,表色空間の変更やモルフォロジー演算の導入,領域間差分法の導入等の改善策を提案し,本手法における映像オブジェクトの抽出精度の向上を目指す.t-Room上における定量的及び定性的評価実験を通して,これらの新たな技術の導入がもたらす効果が明らかにされる.
- 2012-02-13
著者
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