直線管を用いた熱音響変換システムにおけるハニカムセラミックスの影響

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概要

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熱音響システムでは、工場廃熱等を利用して冷却システムを実現することができる。多数の微細孔を有するハニカムセラミックスに音波を放射すると熱音響現象が起こり、微細孔の中で熱の移動を行うことが可能である。熱音響に関する研究は各所で鋭意行われているが、実用化のためには効率の向上が必要である。本研究では、直線状の音響管とハニカムセラミックス、そしてスピーカを用いて熱音響システムを試作した。音響管の一端からスピーカで音波を放射して、ハニカムセラミックスの両端の温度を測定したところ温度差が発生することが確認された。周波数、ハニカムセラミックスの種類、設置位置等を変化させた際の、音響から熱への変換の最適化について検討した。
2011-11-17

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