組込み超並列プロセッサを利用した高速特徴点検出手法(画像認識,コンピュータビジョン)
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概要
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近年,SIFTやSURFといった局所特徴量抽出アルゴリズムの画像認識への応用が盛んだが,特に組込み機器へ導入するニーズが高まっている.しかしながら,これらのアルゴリズムは非力な組込みシステムには負荷が大きく,局所特徴量抽出アルゴリズムを利用した実用的な画像認識アプリケーションの実現は困難な課題である.この課題の手法として,超並列処理プロセッサであるMXコアを導入することが効果的である.そこで本研究では,組込みシステムにおける局所特徴量抽出処理を高速化するため,MXコアへ適した高速な徴点検出アルゴリズム"rc-detector"を提案した.その結果,rc-detectorはSURF特徴点検出処理に比べ約2.1倍の高速化を,rc-detectorを導入した局所特徴量抽出全体ではオリジナルU-SURFと比べ約1.38倍の高速化をそれぞれ実現した.また,特徴点検出精度,認識精度の評価により,画像認識へ応用する上での実用性を明らかとした.
- 2012-04-01
著者
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