方向オペレータの特性最適化による画像スケーラの高画質化(学生若手発表および一般)
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概要
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画像スケーラにおいて、エイリアス軽減による主観画質向上を主目的とした、方向適応補間が検討されている。そこでは、エッジ部での方向検出処理と検出された方向に適応した補間が行われる。著者らは、方向検出方法として4方向(Robinson)オペレータを拡張した12方向のオペレータを用いていたが、画像形状により必ずしも適切な方向で補間がされていない場合があった。そこで、方向検出オペレータを空間周波数特性で再確認し、低い周波数から高い周波数まで安定的に同一方向の変化が検出可能なオペレータとした。同時にエッジ領域と非エッジ領域の判定方法、補間で用いる画素位置と方向適応補間方法も見直し、方向適応補間効果の高い処理を得た。従来手法と比較して、ジャギーはより少なくなり、PSNRも改善できることを確認した。
- 2012-02-17
著者
-
相良 直哉
成蹊大学理工学部
-
杉山 賢二
成蹊大学理工学部
-
相良 直哉
成蹊大学 理工学部
-
杉山 賢二
成蹊大学 理工学部
-
杉山 賢二
日本ビクター(株)技術開発本部
-
松本 智史
成蹊大学理工学部
-
松本 智史
成蹊大学 理工学部
-
相良 直哉
成蹊大学理工学研究科
-
杉山 賢二
成蹊大学理工学研究科
-
松本 智史
成蹊大学理工学研究科
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