HDR画像客観評価方法の主観評価実験による検証(一般,メディア・コミュニケーションの品質と福祉,及び一般)
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概要
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より高画質な画像フォーマットが検討されている中で、High Dynamic Range (HDR)画像が注目されている。しかし、HDR画像の画質評価では、主観評価方法も客観画質評価方法も確立されていない。通常画像ではPSNRを使うことができるが、特に暗い画像において適正に評価できない。そこで我々はHDR画像のための新しい客観評価方法として、周辺画素における最大値を用いるLocal Peak SNR (LPSNR)を検討した。しかし、LPSNRが実際に人間の視覚特性に適合しているかどうかの裏付けがなかったため、主観評価を行った。評価にはPCディスプレイを用い、画像の明るさに応じたトーン変換を施した。実験結果から、LPSNRが最もMOSと近くなることが確認された。
- 2013-03-04
著者
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杉山 賢二
日本ビクター(株)技術開発本部
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相良 直哉
成蹊大学大学院理工学研究科
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杉山 賢二
成蹊大学大学院理工学研究科
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本土 雄大
成蹊大学大学院理工学研究科
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相良 直哉
成蹊大学大学院 理工学研究科
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