リソース制約を持つ複数タスク動作仕様におけるタイムバジェット最適化の一手法
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概要
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性能とリソースの制約が共に厳しく,高い信頼性を要求される組込みソフトウェア開発においては,設計モデルの段階で時間制約やリソース制約を考慮した最悪時の性能検証を行うことが有用である.我々は従来,複数タスク動作仕様と各タスクが要するリソースの割り当て及びリソーススケジューリング方針が与えられたとき,性能要求を満たすか否かの検証を行う手法の提案を行ってきた.特に設計初期段階では,性能を満足するために各タスクがどれだけ実行時間を使って良いかを適切に決定できれば,性能要求を満たしコストや消費電力を抑えたシステム設計に有用である。そのような各タスクへの実行時間の配分をタイムバジェットと呼ぶ.本研究では,性能要求を満たすモデルに対し,同性能で各タスクのタイムバジェットを最適化する手法を提案する.
- 2011-10-20
著者
-
中田 明夫
広島市立大学 大学院情報科学研究科
-
百々 太市
広島市立大学情報科学部
-
中田 明夫
広島市立大学 大学院情報科学研究科 システム工学専攻
-
倉田 和哉
広島市立大学大学院情報科学研究科システム工学専攻
-
百々 太市
広島市立大学大学院情報科学研究科システム工学専攻
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