ソフトウェア保守におけるコードクローンの影響に関する調査方法の比較
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概要
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一般的にコードクローンはソフトウェアの保守に影響を及ぼすと考えられ,これまでにコードクローンと修正の関係について調査する研究が行われている.しかし,調査方法や対象ソフトウェアが異なれば結果に違いが生じる可能性が高く,既存の研究1つ1つからは必ずしも一般的なことがいえない.本稿では,ソースコードへの修正の種類,コードクローン検出ツール,調査の粒度など,様々な条件な下で計測を行い,同一のソフトウェアに対して結果を比較した.その結果,特に調査手法が異なるとき,計測結果にも影響が出やすいことが分かった.
- 2011-07-22
著者
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肥後 芳樹
大阪大学大学院情報科学研究科
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楠本 真二
大阪大学大学院情報科学研究科
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堀田 圭佑
大阪大学大学院情報科学研究科
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佐々木 唯
大阪大学大学院情報科学研究科
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堀田 圭祐
大阪大学大学院情報科学研究科
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佐々木 亨
大阪大学大学院情報科学研究科
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