画面遷移とデータベース処理を考慮したトランザクションファンクション識別手法の詳細化と実装
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概要
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ファンクションポイント法とは,ソフトウェアが持つ機能数を基に,規模を計測する手法である.計測されたファンクションポイントは主に工数見積りに使用されるが,その際,過去のデータが十分そろっているか否かが見積りの精度を決定する.したがって,開発の終了したソフトウェアからファンクションポイントを計測する手法の開発は,過去のデータを効率よく蓄積する上で有効である.我々はこれまでに,Webアプリケーションのソースコードからファンクションポイントを自動計測する手法を提案してきた.本稿では,この既存手法において問題となっていた入出力機能の識別に関する改善手法を提案する.また,既存手法に改善手法の一部を加えた手法を実装したツールをWebアプリケーションに対して適用し,手法の有用性を確認する.
- 2008-07-24
著者
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