保育者養成における野外教育
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概要
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保育者養成校における野外教育の現状を検討することを目的とし、アンケート調査を行った。調査対象は山梨県内大学生91 名と都内大学生101 名である。都市部出身学生が多い都内大学生は自然で遊んだ経験が浅く、大学での野外教育も公園調査のみで、幼児への自然教育についても不安や疑問を抱く学生が多い。地方出身学生が多い山梨県内の大学生は、自然で遊んだ経験が豊富で、大学の授業でも植物栽培やキャンプなど多様な経験を積み、幼児への自然教育にも関心が高かった。養成機関における格差が明確になり、積極的な野外教育で次世代の子どもたちに自然教育を実践する力を養う必要があると考えられる。
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