無線センサネットワークにおける対象追跡の分解能を調整可能なセンサモデル(<特集>スマートな社会を支えるインターネットアーキテクチャ論文)
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概要
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無線センサネットワーク上で動作する移動体追跡アプリケーションには,期待する分解能を満たしつつ,データ送信回数を抑制することが求められる.この問題に対し,ソフトウェアによってセンサの計測値をフィルタし,分解能を抑えることでデータ送信回数を抑制するセンサモデルが提案されている.しかし,既存のセンサモデルでは分解能の調整が行えず,分解能とデータ送信回数の細かなトレードオフ調整が困難であった.そこで本論文では.(1)分解能とデータ送信回数のトレードオフを調整可能にするN-aryセンサモデルと,(2)ノードの配置状況に応じて地域ごとに得られる分解能を均一化するN-aryセンサモデル設定手法を提案する.更に,シミュレーション結果により,本手法を用いることで,システムに期待する分解能要求に合わせてシステムの分解能を調整し,過分な通信を抑えることが可能となることを示した.
- 2011-10-01
著者
-
深澤 良彰
早稲田大学大学院基幹理工学研究科:国立情報学研究所
-
鄭 顕志
早稲田大学メディアネットワークセンター:国立情報学研究所
-
本位田 真一
国立情報学研究所
-
本位田 真一
(株)東芝研究開発センター
-
深澤 良彰
早稲田大学
-
本位田 真一
東京大学大学院情報理工学系研究科|国立情報学研究所
-
鄭 顕志
国立情報学研究所
-
中里 彦俊
日本電信電話株式会社
-
中里 彦俊
日本電信電話株式会社nttネットワークサービスシステム研究所
-
中里 彦俊
NTT
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