制御依存の緩和を考慮した並列性抽出手法
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概要
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制御依存の緩和により、従来手法に比べ命令レベルの並列性を高める手法を提案する。コントロールフローとデータフローの制約を緩和し、依存グラフのクリティカルパスを短縮することでプログラムの実行速度向上が可能である。現在データフローに関しては、投機実行や命令の複製等の制約緩和手法が提案されている。コントロールフローに関しては条件付き実行手法等が提案されているが、制約の緩和は充分ではない。そこで本手法ではコントロールフローに対し、条件分岐演算の投機実行、実行条件のプール最適化及び条件分岐演算の複製により、その依存グラフのクリティカルパスの短縮を図る。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2001-07-25
著者
-
深澤 良彰
早稲田大学大学院基幹理工学研究科:国立情報学研究所
-
古関 聰
日本IBM東京基礎研究所
-
小松 秀昭
日本IBM東京基礎研究所
-
深澤 良彰
早稲田大学
-
小松 秀昭
日本ibm株式会社東京基礎研究所
-
伊藤 佑一
早稲田大学理工学部
-
古関 聰
日本ibm株式会社東京基礎研究所
-
古関 聰
(株)日本ibm東京基礎研究所
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