フィジカル・インタラクションを使ったメディア造形基礎教育におけるプログラミング学習の実践
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概要
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コンピュータやセンサ,I/Oデバイスなどを用いた表現は,鑑賞者と作品とのインタラクティブな関係性を実現する.メディア・テクノロジがもたらした表現の特性に注目し,人の行為に応じて動的にグラフィックイメージが生成されるインタラクティブインスタレーション作品を制作する内容の,メディア造形基礎教育の構築を試みてきた.そして,そのための教材としてツールキットを開発した.インタラクティブなメディア表現を実現するには,コンピュータプログラムの学習が必要である.模倣する→再生産する→創作するというフェーズを通してプログラミングの理解を進める目的で,その出発点となるサンプルライブラリを用意した.本論ではそれらを紹介するとともに,作品におけるサンプルプログラムの流用,学生のプログラミング理解の認識,プログラミング学習に対する意欲について考察する.
- 2011-12-15
著者
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