地域看護実習(2)における実習到達度の検討
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概要
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保健所、市町村において、地区を担当する保健婦活動の実際を体験することによって、地域看護の基本的技術と実践能力を養うことを目的としている地域看護実習(2)について学習効果をたかめるための検討事項としてまず、平成5年度生(1期生)、平成6年度生(2期生)の地域看護実習の成果より、実習到達度を検討し、以下のことがわかった。 (1)活動量全体の30%以上を家庭訪問することにしているが、学生は30%以上は経験していた。(2)家庭訪問、健康相談、集団検診についての自己評価は、3(普通)が多い。(3)健康教育についての自己評価は4(できた)が多い。(4)地区管理についての自己評価は2期生は4(できた)が多かったが、1期生は差が著しい。(5)家庭訪問、健康相談、集団検診、健康教育、地区管理の達成度は1期生より2期生が高い。(6)PHC概念にもとづいて、地区把握と地区活動を評価すると、70%は達成していた。
- 藍野大学の論文
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