作成作業の効率化と言語資源としての利用を考慮した手話アニメーション編集ツールの開発(一般セッション,福祉と見守りのための画像・音声処理)
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概要
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手話は聴覚障がい者の重要なコミュニケーション手段の一つである。「手話アニメーションソフトMimehandII」は,手話アニメーションの作成支援を目的として開発されたソフトウェアである。しかし,手話アニメーションを手話の普及や聴覚障がい者への情報保障の充実,手話分析のための言語資源として利用するという観点から見た場合,手話アニメーションを効率的に作成するための機能や手話の文法的な特徴に基づいた編集機能について十分な検討が行われていない,という問題があった。筆者らは,これらの問題を解決することを目的として,手話アニメーション編集における3種類の機能を新たに実装した手話アニメーション編集ツールを開発した。本報告では開発した機能について述べる。また,開発した機能についてヒアリングによる定性的な評価を行った結果について報告する。
- 2010-10-01
著者
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佐川 浩彦
(株)日立製作所中央研究所
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佐川 浩彦
日立製作所中央研究所
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佐藤 真澄
(株)日立製作所情報・通信システム社公共システム事業部
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中島 裕美
(株)日立製作所情報・通信システム社公共システム事業部
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