音声出力インタフェースを用いた娯楽ゲーム(まわし将棋)開発の試み(一般セッション,福祉と見守りのための画像・音声処理)
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概要
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近年,視覚障がい者は様々な福祉サービスを受けることができ,その内容も充実してきている.しかしながら,これらはADL(Activities of Daily Living)能力を向上させるものが大多数であり,娯楽の面に関する援助は少ない.娯楽は日常生活の中で蓄積されたストレスを解消するなど,精神衛生の安定を担っている.このため,視覚障がい者が気軽に楽しめる娯楽の提供は重要な課題となっている.そこで本稿では,娯楽という観点から視覚障がい者のQOL向上に貢献することを目的とし,視覚情報に頼らないゲームの開発を行った.その試作として「まわし将棋」を作成し,評価方法にCsikszentmihalyiが提案するフローを用いた.
- 2010-10-01
著者
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伊藤 尚
新潟大学大学院自然科学研究科
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前田 義信
新潟大学工学部
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前田 義信
大学院自然科学研究科情報理工学専攻
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前田 義信
新潟大学大学院自然科学研究科
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前田 義信
新潟大学 福祉人間工学科
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村山 尚紀
新潟大学工学部福祉人間工学科
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谷 賢太朗
新潟大学新潟大学大学院自然科学研究科
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伊藤 尚
新潟大学新潟大学大学院自然科学研究科
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前田 義信
新潟大学工学部福祉人間工学科
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伊藤 尚
秋田大学
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