ユーザ満足度を損ねずに省エネルギーを目指す要求適正化手法 : 開発コストを考慮した省エネルギー仕様選択
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概要
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環境への配慮等から,多くの製品で低消費エネルギー化が求められている.我々は,開発の上流工程から統括的にエネルギー消費を低減させる要求適正化手法に関して研究開発を進めている.これまでの研究ではユーザ満足度を損ねずに低消費エネルギー化を行う要求適正化手法を示したが,エネルギー消費低減仕様に対して開発コストへの影響に関する考慮は不十分であったため,開発コストの考慮を手法に組み込むこととした.本報告では,手法の各手順を示した上で,特に開発コストの見積もり手法とそれを考慮したエネルギー消費低減仕様の選択方法について詳細を示す.また本手法に基づいて実施したケーススタディについて報告する.
- 2010-07-29
著者
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安東 孝信
株式会社東芝SI技術開発センター
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深谷 哲司
株式会社東芝研究開発センターシステム技術ラボラトリー
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中里 竜
株式会社東芝ソフトウェア技術センター
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深谷 哲司
株式会社東芝ソフトウェア技術センター
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安東 孝信
株式会社東芝
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安東 孝信
株式会社東芝ソフトウェア技術センター
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