放送英語の教育的効果に関する研究(II) : 表現訓練のための英語ニュース
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概要
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英語を学ぶという行為は,「英語を理解すること」と「英語で表現すること」の二つを習得することを意味している。英語を読んだり,聞いたりすることが前者であり,英語を話したり書いたりすることが後者である。別の言葉で言うならば,読み聞くことは受動的コミュニケーションであり,話し書くことは能動的コミュニケーションと言うことができるであろう。日本教科教育学会誌第9巻4号に発表した研究論文「放送英語の教育的効果に関する研究(I)-放送英語の聞き取りと書き取りにみられる誤答分析に関する研究-においては,英語ニュースをテープで流して,生徒に聞き取りと書き取りをさせるといった受動的コミュニケーションを主として取扱ったが,本報告においては,生徒自身による英語放送を作らせることによって,能動的コミュニケーションに必要な技能を生徒に習得させるための方法を考えてみた。
- 日本教科教育学会の論文
- 1985-05-01
著者
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