外国語教室における信頼の雰囲気の醸成
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概要
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従来の外国語教育の最大の問題は,認知面を強調しすぎて,学習者要因,つまり,情意面を軽視,時に無視してきたことである。情意面は,相互作用領域と相関が高いことかわかった。この両者をペアーとして,認知面との結合という図式を外国語教育の中核に位置づける観点から,つまり,合流教育の視点から,このアプローチが成立するための前提である教室環境(人的な面)づくりを考察する。カウンセリングのアプローチの外国語教育への応用を試みた。内発的動機づけのストラテジーとしての雰囲気づくりが,本論文の主眼点である。
- 日本教科教育学会の論文
- 1981-10-31
著者
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