動的変更機能を有するメモリ保護機構の評価

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概要

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近年,組込みシステムの大規模化に伴いプログラムが複雑になり,プログラムの想定外の動作が他のプログラム領域に影響を与え,信頼性が低下する問題が起きている.想定外の動作による不正なアクセスを防ぐための一つの手段として,メモリを保護する機構がある.本稿では,複数のプログラム領域間におけるメモリの読込み・書込み,機能の実行について,許可されたアクセスのみを可能とするメモリ保護機構を提案する.これにより,システムに応じた細かな保護を実現し,組込みシステムのさまざまな保護のパターンに対応する.また,ARM9における実装を示し,評価を行う.
一般社団法人情報処理学会の論文
2009-05-21

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