日常生活での遭遇履歴を用いたユーザクラスタリング手法
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概要
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携帯端末の自律的な近接無線通信により情報交換を行うアドホックコミュニケーションでは,ユーザ同士がつながりを認識できないため,他のユーザとの間でグループを形成することが難しい.本稿では,アドホックコミュニケーションにおける遭遇履歴を用いて,ユーザをグループ化することを可能にするクラスタリング手法を提案する.本手法では,遭遇履歴によるユーザ間のつながり 「遭遇率」 として表し,クラスタリングの指標とする.また,時間帯ごとにクラスタを作成することで,人々が様々なグループに属している状況を表現できるようにする.これにより,アドホックコミュニケーションにおいてユーザ同士のつながりを反映した情報交換を行うことが可能となる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2010-03-11
著者
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