偏流している管群の伝熱特性
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概要
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円管群によって構成される熱交換器は,種々の利点があるため最も広く用いられている.近時,管群内部の流れが偏る現象が指摘されているが,そのような場合における伝熱特性に関する研究は見あたらない.以上のような観点から,本研究は流れが偏っている円管群回りの熱伝達特性について検討を加えたものである.実験は,主に流れ方向およびそれに直角方向の円管間隔が円管直径の1.2倍である5行7列からなる碁盤目形管群を扱い,レイノルズ数は範囲は約10^4〜4×10^4である.得られた主な結果は次のようである.各円管回りの熱伝達・圧力分布に著しい非対称が生じ,局所熱伝達率が円管上下で50%も異なる場合があることなどを見いだした.
- 社団法人空気調和・衛生工学会の論文
- 1981-10-25
著者
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