低レイノルズ数領域における管群の熱伝達特性
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概要
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低レイノルズ数領域における碁盤目形管群の熱伝達に関する測定を行った.レイノルズ数Reは円管直径dと最小すきま速度u_tで定義し,20〜2500の範囲を扱っている.円管間隔はc_y/d=1.7,c_x/d=1.3(ここで,c_yは流れと直角方向の円管間隔,c_xは流れ方向の円管間隔を示し,1.7×1.3のように記す),1.7×2.6,3.4×1.3,3.4×2.6の4種類を取り上げた.流れ場が層流の範囲において,Re<40では,管群に関する従来の実験結果と異なり,熱伝達のレイノルズ数に対する依存性は極めて少ないこと,円管間隔による熱伝達率への影響はそれほど顕著ではないこと,などを明らかにした.
- 社団法人空気調和・衛生工学会の論文
- 1984-10-25
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