軸比1:2だ円柱の強制対流熱伝達
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概要
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軸比1:2のだ円柱からの強制対流熱伝達の実験を行い,局所および平均熱伝達特性を明らかにした.実験範囲はだ円柱長軸にもとづくレイノルズ数がおよそ5000〜90000,迎え角αは0°から90°である.局所熱伝達特性は円柱の場合とはかなり異なり,またα>40°になると,はく離領域内の伝熱量が上流側の境界層発達領域におけるものよりも大きくなる.平均ヌセルト数の迎え角とレイノルズ数への依存性が明白にされ,α=75°〜90°で最大,α=30°で最小となる.本実験のレイノルズ数範囲では,α=30°をも含むすべての迎え角において,だ円中からの平均ヌセルト数は同一円周長さの円柱からのものよりも大きいことが明らかにされた.
- 一般社団法人日本機械学会の論文
- 1983-02-25
著者
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