テモゾロミド不応性悪性神経膠腫に対するベバシズマブ単独療法の治療効果
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概要
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【目的】膠芽腫に対する標準治療薬のtemozolomide(TMZ)に不応性再発悪性神経膠腫に対するbevacizumab(Bev)の有用性を検討した.【対象・方法】2009年8月以降Bev単独療法を施行した再発神経膠腫5例.年齢32〜77歳,KPS 40〜70,Bev治療は院内IRB承認の下自費診療として施行した.【結果】髄腔播種の1例を除き,現在まで無再発2例,3ヵ月以内の再発2例で,最大腫瘍縮小率は100%,65%,56%,33%,PR1例,SD3例であった.初回投与後急速な治療反応と症状の改善が認められた.有害事象は脳出血を含め高度のものは認められなかった.【結論】Bev療法は再発悪性神経膠腫に対し,有効で比較的安全な治療法であることが示唆されたが,早期再発の可能性には注意を要する.
- 2010-10-20
著者
-
塩川 芳昭
杏林大学医学部脳神経外科
-
土屋 一洋
杏林大学医学部放射線医学教室
-
土屋 一洋
杏林大学 放射線科
-
塩川 芳昭
杏林大学医学部脳神経外科・脳卒中センター
-
塩川 芳昭
杏林大学医学部 脳神経外科
-
塩川 芳昭
杏林大学医学部脳神経外科学教室
-
塩川 芳昭
杏林大学 放射線科
-
塩川 芳昭
東京大学脳神経外科
-
永根 基雄
杏林大学医学部脳神経外科
-
小林 啓一
杏林大学医学部脳神経外科
-
林 基高
杏林大学医学部脳神経外科
-
佐藤 研隆
杏林大学医学部脳神経外科
-
塩川 芳昭
杏林大学脳神経外科
-
土屋 一洋
杏林大学医学部放射線科
-
土屋 一洋
杏林大学医学部 放射線医学教室
-
塩川 芳昭
杏林大学 医学部脳神経外科
-
塩川 芳昭
Department Of Neurosurgery Kyorin University Graduate School Of Medicine
-
永根 基雄
杏林大学医学部 脳神経外科
-
小林 啓一
杏林大学医学部 脳神経外科
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