連想法による成人看護学実習に向けた学習支援プログラム(サマーセミナー)の評価 - 事例による看護過程の展開と看護技術演習の実施 -
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概要
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成人看護学実習前に行った学習支援プログラム(サマーセミナー)が,学生にどのような学習支援としての成果をもたらしたかを明らかにする目的で,サマーセミナー参加者44名を対象に糸山らによる連想法を用いて調査を行った. 参加学生はサマーセミナーにおける知識や概念は「難しかったけど,深まった」「難しかったけど,役立った」と感じていた.また,具体的な活動は「面白かったし,役立った」,学習環境と学習用素材は「やさしくて,面白かった」し,「役立った」,学習指導法は「面白くて,深まった」し,「役立った」と感じていた.このサマーセミナーは臨地実習の事前学習として,知識や技術を深め,臨地実習へのモチベーションを高めるために効果的であったと考える.
著者
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橋爪 可織
長崎大学医歯薬学総合研究科保健学専攻看護学講座
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山口 智美
長崎大学医歯薬学総合研究科保健学専攻看護学講座
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楠葉 洋子
長崎大学医歯薬学総合研究科保健学専攻看護学講座
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橋爪 可織[他]
長崎大学医歯薬学総合研究科保健学専攻看護学講座
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